

高雄篤史
2025/05/08
こんにちは。さいたま市浦和にある「Maison」のオーナースタイリスト高雄です!
「つい髪の毛を引っ張って抜いてしまう」
「ケンカで髪を強く引っ張られてまとめて抜けてしまった」
そんなとき、髪の毛がまた生えてくるか不安になりますよね。
この記事では、引っ張って抜けた髪が生えるのかについて、毛根の仕組みから再生の可能性、正しい対処法まで美容師が詳しく解説します。

結論からいうと、引っ張って抜けた髪は毛根が傷ついていなければ、また生えることがほとんどです。
髪は毛根の奥にある毛母細胞で作られ、細胞分裂をくり返しながら伸びていきます。一定期間を経過すると自然に抜け落ち、また新しい髪が生えます。この一連の周期を「ヘアサイクル(毛周期)」といいます。

髪を無理に引っ張って抜くと、ヘアサイクルが一時的に乱れることがあります。しかし、毛母細胞自体が生きていれば髪はまた生えてくるので、過度に心配しすぎる必要はないでしょう。
▼白髪を抜いてしまう方はこちらもチェック!

通常は引っ張って抜けた髪でも時間が経てばまた生えてきます。しかし、何度も髪を引っ張って抜いてしまったり、日常的に毛根に負担をかけたりしている場合には注意が必要です。
髪を作る毛母細胞がダメージを受けて髪が生えにくくなり、抜け毛や薄毛につながるおそれがあります。

髪を引っ張って抜くこと、または髪が抜けやすい状態が慢性的に続いている場合には、以下の疾患の可能性も考えられます。
緊張や不安、ストレスなどから髪を抜くことがクセになっている方もいるかもしれません。
一時的なものであれば問題ありませんが、髪が薄くなるほど抜いてしまう、抜毛がやめられないなどの場合は「抜毛症」という精神疾患の一種であることも。
髪を抜くことが習慣化すると毛根が傷つき、生えにくくなることもあるため、心当たりがある方は早めに専門の医療機関に相談しましょう。
ポニーテールや編み込み、エクステなど、髪を長時間強く引っ張るスタイルを続けると、抜け毛や薄毛を引き起こすことがあります。これを「牽引性脱毛症」といいます。
生え際やこめかみなど、負荷が集中する部分の髪が徐々に薄くなっていきます。初期であれば髪型を変える、引っ張る力を弱めるなどで回復が見込めますが、進行すると髪が生えにくくなることも。
毎日頭皮に負担がかかる髪型をしている方は、適度に髪型を変えることをおすすめします。また、脱毛症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

髪を引っ張って抜いてしまったら、健康な髪を再生させるために頭皮環境を整えることが大切です。以下のようなケアを心がけましょう。
すこやかな頭皮のために、常に清潔な状態を保ちましょう。また、頭皮環境を整えるためには毎日使うシャンプーも重要です。
一般的な市販シャンプーは洗浄力が強いものが多く、乾燥や刺激につながることも。できれば髪と頭皮にやさしいサロンシャンプーを使うことをおすすめします。
シャンプーをするときは爪を立ててゴシゴシ洗わず、指の腹でやさしくマッサージするように洗うのもポイントです。

クレイエステは頭皮の健康を考えてつくられたシャンプー&ヘアマスク。
ミネラルを豊富に含んだ天然クレイが頭皮の汚れを除去し、健康で美しい髪へ導きます。汚れはすっきり落ちるのに乾燥しにくいのも◎。
髪が抜けたあと、頭皮が乾燥しているとバリア機能が低下し、炎症を起こしやすくなります。頭皮用のローションや保湿剤で適度にうるおいを与えることで、健康的な頭皮環境をサポートできます。

毎日の頭皮ケアに最適なmm スカルプエッセンス。
女性ホルモンの一種「エチニルエストラジオール」配合。さらさらとしたベタつきの少ないエッセンスが頭皮をしっかり保湿し、やわらかく弾力のあるすこやかな状態に導きます。産後の抜け毛予防にも◎。
頭皮マッサージをすると、血行がよくなり健康な髪が育ちやすくなります。
入浴後やすき間時間に指の腹で頭皮全体をマッサージしましょう。美容院やサロンでヘッドスパを受けるのも効果的です。
健康な頭皮と髪のためにはバランスのとれた食事も欠かせません。
特に髪の主成分であるタンパク質やビタミン、ミネラルを取り入れると◎。意識的に魚・肉・豆類・野菜を取り入れた食生活を心がけましょう。
睡眠不足やストレスの多い生活は自律神経の乱れにつながり、健康な髪の成長を妨げます。毛母細胞の働きを助けるためにも、毎日6〜7時間以上の質のよい睡眠をとるようにしましょう。
軽い運動や趣味の時間、深呼吸や瞑想など、自分なりのストレス発散法を見つけることも大切です。
▼頭皮環境が気になる方はこちらもチェック!

引っ張って抜けた髪は、毛根や頭皮のダメージが軽度であれば、また生える可能性が高いです。ただし、くり返し髪を抜くクセや、毛根に強いダメージを与える行為は、将来的な薄毛や脱毛症の原因になることも。
髪を抜くのをやめられない、抜け毛が気になるなどの不安がある場合は、自己判断で悩まずに皮膚科や専門クリニックに相談するのも選択肢のひとつです。
日々の正しい頭皮ケアや生活習慣の見直しが、髪と頭皮の健康を守る第一歩。できるだけ髪を引っ張っらないように意識し、毎日のケアを続けながら、すこやかな髪を育んでくださいね。

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高雄篤史
