

荻原峻一
2025/11/28
こんにちは。美容師のオギワラです。
「朝ブラッシングすると髪が引っかかる」
「カラー後から髪が絡まりやすくなった気がする」
「絡まった髪を傷めずにほどくにはどうすればいいの?」
そんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
髪の毛が絡まる原因はひとつではなく、髪質やケア習慣によっても変わります。
この記事では、髪が絡まる原因と今日からできる対策、絡まりにくい髪にする予防ケアを美容師がわかりやすく解説します。髪が絡まりやすい方はぜひ最後までチェックしてください。

なぜ髪の毛は絡まるのでしょうか。髪の毛が絡まる原因の多くは次の3つの要素が組み合わさって起こります。

続いて、髪の毛が絡まる原因をより具体的に見ていきましょう。
細くやわらかい髪は、太く硬い髪に比べて繊細で摩擦に弱いため、絡まりやすい傾向があります。また、強いくせ毛も髪同士が引っかかりやすく、絡まりの原因に。
髪質は遺伝の要素が大きいので、絡まりやすい髪質の方は普段のケアをより丁寧に行うことが大切です。

ヘアカラーやブリーチ、パーマなどの施術は、薬剤でキューティクルを開いて髪内部の構造を変化させます。適切にケアをしないと キューティクルがはがれやすく、乾燥やパサつきにつながるため、髪同士が引っかかり絡まりやすくなります。
特にブリーチ毛はダメージが大きいため、日常的な保湿と補修が欠かせません。
乾燥した空気やエアコンの風に長時間さらされると、髪内部の水分が失われ、パサつきや広がり、静電気が起こりやすくなります。乾燥した髪はキューティクルがはがれやすく、結果として絡まりも増えます。
静電気が発生すると髪同士が吸い寄せられ、もつれや絡まりが起きやすくなります。冬だけでなく、乾燥した室内環境では季節を問わず発生します。
ブラッシングする際にも静電気が発生しやすいので、注意が必要です。

近すぎる距離でドライヤーの熱を当てたり、乾かしすぎたりすると髪の乾燥やダメージにつながります。また、濡れたまま放置するのもNG。キューティクルが開いたままなので、摩擦が起きやすく絡まりの原因になります。
お風呂上がりにタオルでゴシゴシ拭くとキューティクルが傷つき、髪がパサついて絡まりやすくなります。また、寝ている間も枕との摩擦が起きやすく、翌朝の絡まりにつながることがあります。
無理にブラシを通したり、髪を引っ張るようにとかすのはNG。シャンプーする際に強くこすりすぎるのも、切れ毛や絡まりを悪化させることがあります。

紫外線は髪表面のキューティクルを傷つけ、乾燥・退色・パサつきを引き起こします。夏は特に、紫外線ダメージによる絡まりが増えやすくなります。
洗浄力が強いシャンプーや、髪質に合わないアイテムを使うと、必要な油分まで落としてしまい乾燥につながります。保湿力の足りないシャンプーやトリートメントは、指どおりの悪さや絡まりを招く原因に。
髪がねじれたりよじれたりした状態でヘアアレンジをすると、髪が絡まりやすくほどきにくくなることがあります。仕上がりをキレイにするためにも、ヘアアレンジ前には必ずブラッシングで絡まりをほぐしておくことが大切です。

絡まった髪を強い力で無理にほどこうとすると、切れ毛や枝毛ができる原因に。ここでは髪へのダメージを最小限に抑えて絡まりをほどく方法をご紹介します。
絡まりをほどくときは、目の細かいコームではなく、粗めのコームやブラシを使いましょう。途中で引っかかりにくいので、摩擦や切れ毛を防ぎながらゆっくり絡まりをほどけます。
いきなり根元からとかすと、絡まった部分に一気に負荷がかかり、切れ毛や枝毛ができやすくなります。毛先→中間→根元の順番で少しずつ、やさしくとかすのがポイントです。
片手で絡まっている部分を軽く支えながらコームやブラシを通すと、髪への負担を軽減できます。
絡まりがひどいときは、少量のヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつけて、すべりをよくしてからほどくのがおすすめ。摩擦が減り、スムーズにほぐしやすくなります。

髪の毛が絡まると、少しでも早くほどきたくなりますよね。しかし、間違った方法で無理にほどこうとすると、髪に大きなダメージを与えかねません。
ここでは、絡まった髪にやってはいけないNG行動をまとめました。
一番避けたいのが、強い力で引っ張ること。切れ毛・枝毛が増えるだけでなく、毛根に負担がかかり抜け毛の原因にもなります。
絡まりは根元から一気にほどこうとせず、必ず毛先から少しずつほどきましょう。焦らず丁寧にほぐすのがポイントです。
ほどくのが面倒だからといって、絡まった毛束をそのままカットするのはNG。必要以上に長さを失ったり、スタイルが崩れたりと後悔する原因になります。
どうしてもほどけない場合は、まず周りの髪をできるだけほぐしてから、最小限のカットで対処しましょう。セルフカットが不安な場合は、美容師さんに相談するのがおすすめです。
絡まった部分を放置すると、摩擦で絡まりがさらに広がり、ダメージを受けやすい状態に。悪化した絡まりはほどきにくくなるだけでなく、切れ毛の原因にもなります。
特にブリーチ毛やロングヘアは放置すると一気に悪化しやすいので、絡まりを見つけたらできるだけ早めにケアするのが理想です。

髪の毛が絡まるのを防ぐには、普段のヘアケアや生活習慣を見直すことが大切です。すぐに取り入れられる簡単なポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
シャワーで髪を濡らす前に、毛先からやさしくブラッシングをして絡まりをほぐしておきましょう。汚れが浮きやすくなり、シャンプーの泡立ちもよくなります。
頭皮クレンジングは専用のクレンジング剤を使って、頭皮の毛穴汚れや余分な皮脂をしっかり落とすケアのこと。週に1〜2回、シャンプー前に取り入れることで、ベタつきやにおいを防ぎ、すこやかな髪が育ちやすくなります。
頭皮の汚れが落ちて根元がふんわり立ち上がると、髪の指どおりがよくなり、絡まりにくくなる効果も期待できます。

ピュアナチュラルボタニカル ディープスカルプクレンズは汗や皮脂、スタイリング剤、ヘアオイルなどでべたつきがちな頭皮の汚れをしっかりオフ。頭皮環境を整えサラサラのまっさらな髪へ導きます。
髪を洗うときはシャンプーをしっかり泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするようにやさしく洗いましょう。シャンプー後はすすぎ残しがないようにしっかり洗い流すことも大切です。
お風呂上がりに髪をゴシゴシこすって拭くのはNG。タオルで包み、押さえるようにして水分を吸収させてください。
また、使い古したゴワつくタオルは摩擦を生みやすいので、吸水性の高いタオルへ切り替えるのがおすすめです。
ドライヤー前にヘアミルクやヘアオイルなどのアウトバストリートメントを中間〜毛先になじませると、なめらかで絡まりにくい髪に仕上がります。なじませた後に目の粗いコームでとかすと、さらに指どおりがアップします。
濡れた髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態。自然乾燥は避け、お風呂上がりにはできるだけ早くドライヤーでしっかり乾かしましょう。
最後に冷風を当てるとキューティクルが引き締まり、ツヤのある髪に仕上がります。
▼ドライヤーの冷風の使い方はこちらもチェック!
寝ている間の摩擦は絡まりの大きな原因。シルク素材のナイトキャップや枕カバーを使えば、摩擦を大幅に減らし、翌朝の髪がしっとり・サラサラに。寝ぐせ予防にも効果的です。

髪の毛は伸ばし続けるほどスタイルが崩れ、絡まりやすくなります。髪を伸ばしている場合でも、2〜3か月に1度はメンテナンスカットをし、スタイルとボリュームを整えましょう。
美容院のトリートメントは、水分・栄養補給とコーティングが同時にできるため、絡まりにくい髪づくりにとても効果的です。美容師さんに相談すれば、髪質に合わせたベストなメニューを提案してくれるでしょう。
▼サロントリートメントが気になった方はこちらもチェック!
紫外線は夏だけでなく、年間を通して髪にダメージを与えることがあるため、外出時は日傘や帽子で髪を守ることが大切です。また、紫外線防止成分入りのヘアスプレーやトリートメントを使うことで、髪表面をコーティングし、絡まりやすさを軽減できます。
▼髪の紫外線対策はこちらもチェック!

髪の毛が絡まるのを予防するには、毎日のケアで使うアイテム選びがとても重要です。ここでは、髪の絡まりを防ぐために選びたいアイテムのポイントをわかりやすく紹介します。
髪が絡まりやすい人は、洗浄力が強すぎないアミノ酸系や低刺激タイプが◎。洗いながら必要なうるおいを守れるので、乾燥によるパサつきや広がりを防ぎます。
一般的な市販シャンプーは洗浄力が強いものが多いので、サロン専売シャンプーを使うのがおすすめです。

絡まりやすい髪は、キューティクルが乱れてダメージが進んでいる可能性があります。そのため、内部補修ができるトリートメントを使うと効果的です。
髪の内側と外側の両方をケアできるタイプを選ぶと、指どおりがなめらかになります。

ロレッタ うるうるしたい日のトリートメントは、毛先までしっとりとまとまるデイリータイプのヘアトリートメント。
シアバターとインカインチオイル、ルーピンオイル配合で、頭皮をすこやかに保ちつつ、毛先までうるおい、しっとりとまとまります。
ダメージや絡まりを防ぐアウトバストリートメントは、髪質に合わせて選びましょう。
【ヘアミルク】
・軟毛・細毛で髪がペタッとしやすい人
・しっとりしすぎない軽やかな仕上がりに

ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
【ヘアオイル】
・乾燥毛・広がりやすい髪
・摩擦・湿気を強力にガードし、ツヤも出る

ロレッタ エメ ミストケアオイルはミストタイプのアウトバスケアオイルです。ドライヤーによるダメージから髪を守ります。
特に乾燥やダメージが気になる方は、ヘアミルクを塗布して乾かした後、中間から毛先にヘアオイルをなじませて仕上げるW使いも効果的です。
▼ヘアミルクとヘアオイルの違いはこちらもチェック!
絡まりやすい髪には、髪を引っ張りすぎない粗めのコームやクッションブラシが最適。静電気防止加工のあるものを選ぶと、乾燥時季のパチパチ感も軽減できます。
髪の毛が絡まるのを防ぎたいときは、スタイリングの仕上げにツヤ出しスプレーを軽く吹きかけるのもおすすめ。湿気や静電気を抑えられ、サラサラの質感が持続します。
固めるハードスプレーではなく、ツヤ・グロスタイプのやわらかく仕上がるものを選ぶのがポイントです。

ロレッタエメ グロスキープスプレーはアイロン前後に使えるグロススプレー。髪全体にスプレーすると、熱や紫外線によるダメージから守り、いい香りのツヤツヤ髪に。固まらず自然にまとまるのもポイントです。

引用元:カラパレ
髪の毛が絡まる原因は、日頃の習慣やケア不足によることがほとんどです。日々の生活の中で摩擦や乾燥を防ぐ工夫を取り入れながら、保湿やヘアケアを継続することで、指どおりのよい扱いやすい髪に近づけます。
今日からできる小さな習慣でも、髪は確実に変わっていきます。絡まりにくいサラサラ髪を目指して、ぜひ毎日のケアを始めてみてください。

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荻原峻一
