

高雄篤史
2026/02/15

引用元:b-ex journal内
こんにちは。THROWを活用してお客様オリジナルのカラーを提案してます。高雄です!
「美容室に行きたいけれど、全体を染め直すほどでもない……」「でも根元の黒い部分は気になる……」そんな時に頼りになるのがリタッチカラーです。
リタッチとは、新しく伸びてきた根元の部分(既染部との境目)だけをピンポイントで染める技術のこと。髪は1ヶ月に約1cmから1.5cmほど伸びるため、前回のカラーから時間が経つと、どうしても地毛の色が顔を出し、いわゆる「プリン状態」になってしまいます。
「ただの手抜きメンテナンス」と思われがちなリタッチですが、実はプロの現場では非常に高度な技術と判断力が求められる工程なのです。
どちらのメニューを選ぶべきか迷った際、それぞれの特性を理解することで、今のあなたの髪に最適な選択ができます。
| 項目 | リタッチカラー | フルカラー(全体染め) |
|---|---|---|
| 染める範囲 | 新しく伸びた根元のみ(数cm) | 根元から毛先までの全範囲 |
| ダメージ | 最小限。毛先への負担はゼロ | 蓄積する。繰り返すと傷みの原因に |
| 色味の変化 | 現在の色を維持・キープ | 全体の印象やトーンを変えられる |
| 施術時間 | 比較的短い(時短) | 塗布・放置共に時間がかかる |

引用元:b-ex journal内
「いつリタッチに行くのが正解か?」という問いに対し、回答は「4週間〜6週間(約1ヶ月半)」です。
これには明確な理由があります。髪が1.5cm以上伸びると、周囲から見て「根元が伸びている(手入れをしていない)」という印象が強まり、清潔感が損なわれ始めるからです。また、技術的にも根元が伸びすぎると、既染部との境目を自然に繋ぐ難易度が急激に上がります。

引用元:b-ex journal内
白髪は黒髪の中に混じると非常にコントラストが強く、数ミリ伸びただけでも目立ちます。常に美しい状態を保つなら、3週間から1ヶ月以内のリタッチが理想的です。特に顔まわりや分け目は視線が集中するため、早めのメンテナンスが推奨されます。

引用元:b-ex journal内
ハイトーンカラーの場合、リタッチの遅れは死活問題です。根元が2cm以上伸びてしまうと、頭皮の体温が薬剤に伝わる範囲を超えてしまい、「逆プリン」や「色ムラ」の原因になります。さらに、伸びすぎた状態でブリーチを行うと、前回のブリーチ部分との重なり(オーバーラップ)が増え、断毛のリスクが高まります。

引用元:b-ex journal内
プロがリタッチを勧めるのは、単に「根元が気になるから」だけではありません。そこには「引き算」が存在します。
一度ダメージを受けた髪は、自己再生しません。フルカラーを繰り返すと、毛先には何度もアルカリ剤の負担がかかります。リタッチを間に挟むことで、毛先の「髪の体力」を温存し、トリートメントの効果が実感しやすい、芯のある髪を維持できるのです。
全体染めを毎月繰り返すと、毛先に染料が重なりすぎてしまい、色が濁ったり暗く沈んだりすることがあります。リタッチ中心のケアにすることで、毛先の透明感を残したまま、常にクリアな発色を楽しむことができます。

引用元:b-ex journal内
市販のカラー剤で手軽に済ませたい気持ちも分かりますが、リタッチこそプロに任せるべき技術です。
頭皮に近い部分は体温の影響で染まりやすく、少し離れると染まりにくくなります。プロはこの「数ミリの差」を計算し、薬剤のパワーを調整します。セルフで行うと、根元だけが妙に明るい「逆プリン」や、後頭部の塗りムラがほぼ確実に発生します。
市販品は誰でも染まるように染料が強く設計されています。これが髪に強く残留すると、次に美容室で「明るくしたい」「透明感を出したい」と思った時に、その染料が邪魔をして希望の髪色にならない、あるいは激しいムラになるという致命的なトラブルを招きます。

引用元:b-ex journal内
リタッチは単なる現状維持ではありません。少しの工夫で、季節感や個性を演出できます。
「リタッチだけだと飽きてしまう」という方には、表面に数枚だけハイライトを加えるのがおすすめ。根元の伸びがさらに目立ちにくくなり、髪に立体感が生まれます。これにより、次のフルカラーまでの期間をより楽しく過ごせます。
せっかく綺麗に繋げたリタッチ。その美しさを左右するのは、サロン帰りからのホームケアです。
カラー直後の1週間は、特に色が抜けやすい時期です。洗浄力の強いシャンプーは避け、カラー専用シャンプーを使用してください。
・おすすめアイテム:「THROW カラーシャンプー アッシュ」
アッシュグレー系の色持ちを劇的に良くする最強の味方です。通常のシャンプーの代わりに週に数回使用することで、抜けていく青の色素を補給。退色時に気になる黄みを防ぎ、透明感をキープします。
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お湯の温度が高いと、髪のキューティクルが開きすぎてしまい、中の染料が流出しやすくなります。少し物足りないと感じるかもしれませんが、38℃以下のぬるま湯で洗うことが、色持ちを2週間伸ばす最大の秘訣です。
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リタッチは、単なる「根元隠し」ではなく、髪の健康を守り、常にベストな状態を維持するための最高品質のメンテナンスです。
自分の髪が今、リタッチで良いのか、フルカラーが必要なのか。迷ったときはぜひ、信頼できる美容師に相談してみてください。無理に全体を染めない勇気が、数ヶ月後のあなたの髪を劇的に美しく変えているはずです。
次回の美容室予約は、前回の来店から「45日後」を目安に設定してみてはいかがでしょうか?

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高雄篤史
