

本田晋一
2026/05/12
大阪の豊中市【カラー特化サロンカラトリ】で美容師をしている本田です。
自然な動きと立体感が魅力の人気デザインカラー、バレイヤージュ。なかでも、ひと味違うおしゃれを楽しみたい方から注目を集めているのが、ピンクを取り入れたバレイヤージュです。
やわらかな血色感と立体感を同時に演出できるため、大人っぽさとかわいらしさの両方を叶えたい方にもぴったり。とはいえ、「どんな仕上がりになるの?」「ブリーチは何回必要?」「自分にも似合う?」など、気になることも多いのではないでしょうか。
この記事では、ピンクのバレイヤージュの魅力をはじめ、人気デザインや必要なブリーチ回数、色落ちの変化、きれいな髪色を長く楽しむためのヘアケア方法まで、美容師目線でわかりやすく解説します。

まずはピンクのバレイヤージュの特徴と魅力を詳しく見ていきましょう。
バレイヤージュとは、フランス語で「ほうきで掃く」を意味する言葉が由来。髪の表面を中心にハケでカラー剤を塗布し、自然なグラデーションや立体感をつくるデザインカラーのことです。
根元から毛先にかけて自然につながる色の変化が生まれるため、髪が伸びても境目が気になりにくく、デザインを長く楽しみやすいのも特徴のひとつ。
そこにピンクを組み合わせることで、暖色ならではのやわらかな血色感やツヤ感が加わり、こなれた印象に仕上がります。
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ピンクのバレイヤージュの魅力は、立体感・透明感・色落ちの美しさを同時に楽しめることです。
ハイライトやグラデーションによって髪に動きが生まれ、巻き髪やアレンジもより立体的に見せやすくなります。また、ピンク特有のやわらかな色味が肌になじみやすく、顔まわりを明るく見せてくれるのも嬉しいポイントです。
さらに、根元が伸びてもプリンが目立ちにくく、メンテナンスの頻度を抑えやすいのもバレイヤージュならでは。色落ちが進むと、ハイライト部分がベージュやブロンドのようなやわらかな色味へ変化するため、退色過程まで楽しめるカラーといえるでしょう。
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ピンクのバレイヤージュは、合わせる色味や明るさによって印象が大きく変わるのが魅力です。ここからは、大人かわいいナチュラルなスタイルから、個性を楽しめるデザインまで、人気のピンクのバレイヤージュをご紹介します。

ラベンダーをほんのり混ぜたピンクのバレイヤージュは、やわらかく透明感のある仕上がりが魅力。黄みを抑えながらツヤ感も演出できるため、ブリーチ後の髪をきれいに見せたい方にもおすすめです。
ロングヘアと組み合わせることで、バレイヤージュならではの立体感がより際立ち、華やかで大人っぽい印象に。

ピンクラベンダーのなかでも、少し黄みを感じるベースに合わせたカラーは、肌なじみのよいナチュラルな印象に仕上がります。
やわらかな筋感が自然になじむため、「初めてバレイヤージュに挑戦したい」「派手すぎるデザインは避けたい」という方にもぴったりです。

ピンクにバイオレットをプラスしたカラーは、深みのあるツヤ感が魅力。落ち着いた印象でありながらスタイリッシュな雰囲気を楽しめます。
ミディアムの外ハネスタイルと合わせることで、毛先の動きに合わせてカラーのコントラストが際立ち、こなれ感のある仕上がりに。

しっかり明るさを出したハイトーンのピンクのバレイヤージュは、存在感のある華やかな印象を楽しみたい方におすすめ。
ミディアムの外ハネスタイルなら、軽やかさが加わり、カジュアルにも韓国っぽい雰囲気にもマッチします。

引用元:カラパレ
オレンジみをほんのり感じるウォームピンクは、暖色ならではの血色感が魅力。肌を明るく見せやすく、顔まわりを華やかな印象に見せてくれます。
ショートボブと組み合わせれば、コンパクトなシルエットの中にしっかりデザイン感をプラスできます。

引用元:カラパレ
深みのあるボルドー系ピンクは、甘さを抑えながら品よく仕上げたい方に人気のカラー。
ミディアムの巻き髪と合わせることで、髪の動きに合わせて立体感が生まれ、大人っぽく洗練されたバレイヤージュを楽しめます。

引用元:カラパレ
シルバーを感じる寒色寄りのピンクは、透明感を重視したい方におすすめ。甘さを抑えたスタイリッシュな印象に仕上がるため、ピンクでも大人っぽく見せたい方にぴったりです。
ストレートスタイルでも筋感がきれいに映えるため、バレイヤージュの繊細なデザインをしっかり楽しめます。

ピンクのバレイヤージュに必要なブリーチ回数は、目指す色味の明るさや彩度、もともとの髪色やカラー履歴によって変わります。「ピンクなら何回ブリーチすればいい?」と気になる方も多いですが、実際には髪のベースづくりが仕上がりを大きく左右するため、理想のイメージに合わせてブリーチ回数を調整することが大切です。
ここでは、ピンクのバレイヤージュの目安となるブリーチ回数をご紹介します。
ブリーチ1回でも、ピンクブラウンやピンクバイオレット、ボルドー系など、深みのあるピンクカラーなら十分楽しめることがあります。
特に、
という方には、ブリーチ1回のピンクのバレイヤージュがおすすめです。
ベースの明るさがしっかり上がれば、暖色ならではのツヤ感もきれいに引き立ちます。
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ラベンダーピンクやシルバーピンク、ペールピンクなど、透明感のあるやわらかなピンクを目指す場合は、ブリーチ2回以上が目安になることもあります。
髪の黄みや赤みをしっかり削ることで、くすみ感のあるやわらかな発色や透明感を演出しやすくなります。
特に、
という方は、ブリーチ2回以上のベースづくりが向いています。ただし、必要なブリーチ回数は元の髪色や希望の仕上がりによって異なるので、美容師さんと相談しながら決めましょう。
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引用元:カラパレ
ピンクのバレイヤージュは、色落ちの変化まで楽しみやすいデザインカラーです。ワンカラーのピンクに比べて、ハイライトやグラデーションが入っているぶん、退色しても立体感が残りやすく、印象が大きく変わりにくいのも魅力のひとつ。
ただし、ピンクは比較的色素が抜けやすいカラーのため、ブリーチベースの明るさや日々のヘアケアによって色持ちは変わります。
ここでは、ピンクのバレイヤージュの一般的な色落ちの変化を見ていきましょう。
カラー直後は、ピンク特有のやわらかな血色感やツヤ感をしっかり感じやすいタイミングです。
ラベンダーピンクなら透明感のあるやわらかな印象に、ボルドーやピンクバイオレットなら深みのある上品な印象に仕上がります。バレイヤージュの筋感もきれいに映え、巻き髪やアレンジもより立体的に見せやすくなります。
シャンプーを重ねるごとに、濃く入れたピンクが少しずつやわらぎ、ピンクベージュのようなまろやかな色味へ変化していきます。
派手さが落ち着き、肌なじみのよい柔らかな印象になるため、この時期の色味が好きという方も少なくありません。
さらに色落ちが進むと、ハイライト部分はベージュやミルクティー系のやわらかな色味へ変化していきます。
バレイヤージュはベースのコントラストが残りやすいため、ピンクが抜けたあともデザイン感が失われにくく、退色後までおしゃれに楽しめるのが魅力です。
ただし、ブリーチベースの黄みが強い場合は、色落ちとともに黄ばみが気になりやすくなることもあります。

ピンクのバレイヤージュをきれいにキープするには、カラー直後のヘアケアがとても重要です。毎日のちょっとした工夫で、色持ちやツヤ感に差が出やすくなります。
ピンクシャンプーや紫シャンプーを取り入れることで、色素の流出をゆるやかにしながら、黄ばみを抑えやすくなります。
特に、ラベンダーピンクやシルバーピンクなど透明感のあるカラーは、色味の変化が見えやすいため、カラーシャンプーとの相性も良好です。
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カラー直後の髪はとてもデリケート。洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、せっかく入れたピンクの色素が抜けやすくなることもあります。
アミノ酸系など、髪と頭皮にやさしいシャンプーを選ぶことで、カラーの色持ちをサポートしやすくなります。

ブリーチ部分は乾燥しやすく、パサつきがあると色まで抜けやすく見えてしまうことも。
アウトバストリートメントでしっかり保湿しておくことで、ツヤ感をキープしながら、カラー後の髪を扱いやすい状態に整えやすくなります。

ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
高温の熱は、ピンク系カラーの退色を早める原因のひとつです。
ヘアアイロンやコテを使うときは、140〜160℃程度を目安に設定し、必要以上に同じ場所へ熱を当てすぎないよう意識しましょう。
紫外線は、髪の乾燥だけでなくカラーの退色にも影響します。
外出時間が長い日は、帽子やUVカット効果のあるヘアケアアイテムを取り入れることで、ピンクのツヤ感や透明感をより長く楽しみやすくなるでしょう。
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ピンクのバレイヤージュは、色味だけでなく筋感の見え方やコントラスト、明るさのバランスによって印象が大きく変わるデザインカラーです。
「思ったより派手になった」「ハイライトが目立ちすぎた」「ピンクの色味がイメージと違った」といった仕上がりのギャップを防ぐためにも、カウンセリングでは“なりたいイメージ”をできるだけ具体的に伝えることが大切です。
ここでは、ピンクのバレイヤージュを理想の仕上がりに近づけるためのオーダーのポイントをご紹介します。
ピンクとひとことでいっても、ピンクベージュやラベンダーピンク、ボルドーピンクなど、色味によって印象は大きく変わります。
言葉だけではイメージのズレが起こりやすいため、「この色味が好き」「この筋感が理想」と伝えられるスタイル写真を2〜3枚用意しておくのがおすすめです。
「色味はこの写真、デザインはこっちが好み」というように組み合わせて伝えると、より理想のイメージを共有しやすくなります。
バレイヤージュは、ハイライトの見え方やコントラストによって印象が大きく変わります。
たとえば、
このように、デザインの見え方と色味の両方を伝えることで、仕上がりのズレを防ぎやすくなります。
ピンクのバレイヤージュの仕上がりは、今の髪色だけでなく、黒染め・暗染め・縮毛矯正・ブリーチ・セルフカラーなどの履歴にも大きく左右されます。
希望の色味に近づけるためにも、
などは、できるだけ詳しく伝えておきましょう。
ピンクのバレイヤージュは、染めたてだけでなく色落ち後の変化まで楽しめるカラーです。
「色落ち後はベージュっぽくしたい」「黄ばみを抑えたい」「できるだけ長くピンクを楽しみたい」など、退色後のイメージまで共有しておくことで、カラーの配合やベースづくりもより理想に近づきやすくなります。
染めたてのかわいさだけでなく、その先の変化まで見据えて相談することが、満足度の高い仕上がりにつながるでしょう。
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最後に、ピンクのバレイヤージュについてよくある疑問にお答えします。
ピンクのバレイヤージュは、基本的にブリーチありでつくることが多いデザインカラーです。特に、ハイライトの立体感やピンク特有の透明感をしっかり出したい場合は、ブリーチでベースを明るく整える必要があります。
ただし、ピンクブラウンやボルドー系など深みのあるカラーなら、髪の明るさによってはブリーチなしでも暖色ならではのツヤ感を楽しめることも。理想の色味や現在の髪の状態によって仕上がりは変わるため、まずは美容師さんに相談してみましょう。
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ピンクのバレイヤージュの色持ちは、髪の状態やホームケアによって個人差がありますが、一般的には1〜2週間ほどで色味がやわらかく変化しはじめ、3〜4週間ほどでベージュ系へ退色していくことが多いです。
ピンクは比較的色素が抜けやすいカラーですが、バレイヤージュはハイライトやグラデーションが残るため、色落ち後も立体感を楽しみやすいのが魅力。カラーシャンプーや保湿ケアを取り入れることで、より長くきれいな色味をキープしやすくなります。
ピンクのバレイヤージュは、髪に立体感をプラスしたい方や、やわらかく華やかな印象を楽しみたい方におすすめのデザインカラーです。
ナチュラルに仕上げたい方にはピンクベージュやラベンダーピンク、落ち着いた印象にしたい方にはピンクバイオレットやボルドーピンクなど、色味によって雰囲気を調整しやすいのも魅力。
「ワンカラーでは少し物足りない」「大人っぽさの中にもかわいらしさを取り入れたい」という方にもぴったりのカラーです。

ピンクのバレイヤージュは、バレイヤージュならではの立体感に、ピンク特有のやわらかな血色感やツヤ感をプラスできる人気のデザインカラーです。ナチュラルなピンクベージュから透明感のあるラベンダーピンク、深みのあるボルドーピンクまで、色味によってさまざまな雰囲気を楽しめるのも魅力といえるでしょう。
理想の色味をきれいに表現するためには、ブリーチ回数や髪の履歴に合わせたベースづくりはもちろん、カラー後のホームケアも欠かせません。
「いつものカラーに少し変化をつけたい」「大人っぽさとかわいらしさの両方を楽しみたい」という方は、ぜひ美容師さんと相談しながらピンクのバレイヤージュに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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カラトリ
本田晋一

店舗名
カラトリ
取扱ブランド