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捻転毛とは?特徴・原因・見分け方と正しいヘアケア方法を美容師が解説
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捻転毛とは?特徴・原因・見分け方と正しいヘアケア方法を美容師が解説

高雄篤史

高雄篤史

2026/02/18

こんにちは。埼玉・浦和Maisonの高雄です!

「髪のうねりやごわつきが気になる」「髪が広がってまとまらない」とお悩みの方は、捻転毛(ねんてんもう)が関係しているかもしれません。

捻転毛とは、髪がロープのようにくるくるとねじれたくせ毛の一種です。捻転毛があると髪がまとまりにくくなり、スタイリングに苦戦することもあるでしょう。

この記事では、捻転毛の特徴や原因、他のくせ毛との違いを詳しく解説。あわせて捻転毛と上手につき合うためのヘアケア方法も紹介します。自分の髪が捻転毛なのか知りたい方やくせ毛にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

捻転毛とは?

捻転毛のイラスト

捻転毛(ねんてんもう)とは、髪の内部構造がねじれた状態になっている髪質のことを指します。一本一本の髪がロープのようにねじれながら伸びているため、髪表面が均一になりにくく、光がきれいに反射しません。その結果、ツヤが出にくく、パサついた印象になってしまうことがあります。

捻転毛は病気や異常ではなく、くせ毛の一種です。遺伝的な要因によって生まれつき捻転毛の人もいれば、ヘアカラーやパーマ、熱、摩擦などのダメージが重なることで、後天的に捻転毛の特徴が目立つようになるケースもあります。

そのため、単なるダメージ毛として扱うのではなく、髪質そのものを理解したうえでのケアが重要です。

捻転毛のおもな特徴

くせ毛の髪

ここでは捻転毛のおもな特徴を紹介します。見た目だけでは判断しにくい場合も多いため、手触りやスタイリング時の感覚に注目することがポイントです。

ツヤが出にくい

髪の内部構造がねじれている捻転毛は、表面がなめらかになりにくく、光が均一に反射しません。そのため、しっかりトリートメントをしていてもツヤが出にくく、パサついて見えやすい傾向があります。

手触りがザラついている

捻転毛は指で触ったときに引っかかりを感じやすく、なめらかな指通りになりにくいのが特徴です。特に毛先に向かうほどザラつきが強く出やすく、パサつきやダメージに見える原因になります。

湿気で広がりやすい

捻転毛は髪内部の水分バランスが不均一になりやすいため、湿度の高い日は広がったり、まとまりにくくなったりします。雨の日にスタイルが崩れやすいと感じる方は、捻転毛の影響を受けている可能性があります。

髪の太さが均一ではない

捻転毛は、一本の髪の中でも太い部分と細い部分が混在しやすい髪質です。そのため、髪全体としてハリやコシが出にくく、スタイルが安定しにくい傾向があります。太さにムラがあることで、髪が絡まりやすく、切れ毛や毛先の引っかかりを感じることもあるでしょう。

捻転毛の原因

くせ毛に悩む女性

捻転毛は、生まれつきの髪質によって起こる場合もあれば、日々のダメージの積み重ねによって後天的に目立つようになる場合もあります。原因を知ることで、これ以上扱いにくくしないための対策が見えてきます。

生まれつきの髪質による影響

捻転毛の原因のひとつが、毛穴(毛包)の形状です。毛穴がまっすぐではなく、わずかに傾いたりゆがんだりしていると、髪が成長する過程で自然とねじれが生じることがあります。このような毛穴の形状は生まれつきの影響が大きく、病気や異常ではありません。

また、遺伝的な要因によって、髪の内部構造や太さにばらつきが出やすい場合もあります。その結果、ツヤが出にくい、手触りがザラつきやすいといった捻転毛特有の特徴が現れやすくなります。

生まれつきの髪質を変えることは難しいため、無理に改善しようとするよりも、髪質の特性を理解し、負担をかけないケアを選ぶことが大切です。

ダメージによる後天的な要因

捻転毛は、髪へのダメージが重なることで特徴が強く出ることもあります。特に次のような要因には注意が必要です。

  • くり返すヘアカラーやブリーチ
  • パーマや縮毛矯正による薬剤ダメージ
  • ヘアアイロンやドライヤーの熱ダメージ
  • ブラッシングやタオルドライ時の強い摩擦

これらの刺激によって髪内部の構造バランスが乱れると、ねじれや太さのムラが目立ちやすくなり、捻転毛特有のザラつきやまとまりにくさにつながります。

生活習慣や頭皮環境の影響

髪は頭皮から生えてくるため、頭皮環境や生活習慣も捻転毛に影響します。

  • 睡眠不足や栄養バランスの乱れ
  • 血行不良
  • 頭皮の乾燥や皮脂バランスの乱れ

これらが続くと、健康な髪が育ちにくくなり、髪の太さや質感にばらつきが出やすくなります。その結果、毛穴まわりの状態が不安定になり、捻転毛の特徴がより目立つようになることもあります。

捻転毛と他のくせ毛(波状毛・縮毛・連珠毛)との違い

くせ毛にはいくつか種類があり、見た目や触り心地、扱いにくさの原因はそれぞれ異なります。ここでは、捻転毛と他のくせ毛の違いを詳しく見ていきましょう。

捻転毛と波状毛の違い

波状毛のイラスト

波状毛は、髪がアルファベットの「S」のように波打つ形状をしているくせ毛です。うねりが目に見えて分かりやすく、湿気の影響を受けやすいのが特徴です。

一方、捻転毛は髪がねじれながら生えている状態で、強い波打ちが見られない場合も多くあります。見た目では直毛に近く見えても、手触りがザラついたり、ツヤが出にくかったりする点が大きな違いです。

  • 波状毛:見た目にうねりが分かりやすい
  • 捻転毛:見た目よりも手触りや質感に特徴が出やすい

 

捻転毛と縮毛の違い

縮毛のイラスト

縮毛は髪が細かく縮れたような形状をしており、強いくせがはっきりと現れるのが特徴です。ボリュームが出やすく、スタイルのコントロールが難しいと感じる方も少なくありません。

捻転毛は、縮毛ほど強いカールや縮れは見られないものの、一本の髪がねじれているため、ツヤが出にくく、まとまりにくい傾向があります。また、太さにムラが出やすい点も縮毛との違いです。

  • 縮毛:強い縮れ・カールが見た目で分かる
  • 捻転毛:ねじれによる質感の不均一さが特徴

 

捻転毛と連珠毛の違い

連珠毛のイラスト

連珠毛は、髪が数珠のように太い部分と細い部分を繰り返す構造を持つ、比較的まれな髪質です。切れ毛や断毛が起こりやすく、髪が途中で切れてしまうこともあります。

捻転毛も太さにムラが出ることがありますが、連珠毛のように極端な凹凸が連続するわけではありません。捻転毛の場合は、ねじれによる影響で結果的に太さが均一でなく見えるケースが多く、髪全体の質感として扱いにくさが現れます。

  • 連珠毛:数珠状のはっきりした太さの差がある
  • 捻転毛:ねじれによる不均一さがおもな原因

 

捻転毛の正しいヘアケア方法

ヘアケアする女性

捻転毛は髪の内部バランスを整え、摩擦やダメージを増やさないことを意識したケアが大切です。ここでは、捻転毛を扱いやすくするために効果的なヘアケアのポイントをお伝えします。

洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ

捻転毛は、水分と油分のバランスが崩れやすい傾向があります。洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、必要なうるおいまで奪われ、ザラつきや広がりが悪化してしまうこともあります。アミノ酸系など、マイルドな洗浄力のシャンプーを選び、頭皮と髪をやさしく洗うことを意識しましょう。

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ピュアナチュラルボタニカル モイストリッチシャンプー&トリートメントは、植物由来のうるおい成分をたっぷり配合したやさしいボタニカルシャンプー&トリートメント。乾燥やダメージでパサついた髪をしっとりまとめ、指どおりなめらかに整えます。

アミノ酸系の洗浄成分で地肌にやさしく、泡立ちがよいので少量でもしっかり洗えるのがポイント。ラベンダーやローズマリーをブレンドした心地よい香りで、毎日のバスタイムをリラックスタイムにしてくれます。

内部補修を意識したトリートメントを取り入れる

捻転毛は、表面をコーティングするだけのケアでは、手触りの改善を実感しにくい場合があります。髪内部にうるおいを補い、ダメージを補修する内部補修型のトリートメントを継続的に使用することで、指通りやまとまりやすさが変わってきます。

トリートメントは毛先中心になじませ、時間を置きすぎず、しっかりすすぐこともポイントです。

おすすめアイテム:ロレッタ うるうるしたい日のトリートメント

ロレッタ うるうるしたい日のトリートメント

ロレッタ うるうるしたい日のトリートメントは、毛先までしっとりとまとまるデイリータイプのヘアトリートメント。

シアバターとインカインチオイル、ルーピンオイル配合で、頭皮をすこやかに保ちつつ、毛先までうるおい、しっとりとまとまります。

▼くせ毛におすすめのトリートメントはこちらもチェック!

頭皮クレンジングで毛穴環境を整える

捻転毛は生まれつきの髪質に加え、頭皮環境の影響によって特徴が目立つようになることもあります。皮脂やスタイリング剤の洗い残しが毛穴まわりにたまると、頭皮環境が乱れ、健康な髪が育ちにくくなる原因になる場合があります。

そのため、必要に応じて頭皮クレンジングを取り入れ、毛穴まわりをすこやかな状態に保つことも大切です。頭皮クレンジングは、普段のシャンプーでは落としきれない汚れをやさしく取り除く役割があります。

ただし、頻繁に行うと頭皮の乾燥につながることもあるため、週1回程度を目安に、頭皮の状態を見ながら取り入れるようにしましょう。

おすすめアイテム:ピュアナチュラルボタニカル ディープスカルプクレンズ

ピュアナチュラルボタニカル ディープスカルプクレンズ

ピュアナチュラルボタニカル ディープスカルプクレンズは汗や皮脂、スタイリング剤、ヘアオイルなどでべたつきがちな頭皮の汚れをしっかりオフ。頭皮環境を整えサラサラのまっさらな髪へ導きます。

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タオルドライ・ブラッシングの摩擦を減らす

捻転毛は摩擦の影響を受けやすく、日常のちょっとした動作が扱いにくさにつながります。タオルドライの際は、ゴシゴシこすらず、タオルで髪を包み込むように水分を取ることを意識しましょう。

ブラッシングは、毛先から少しずつとかし、無理に引っ張らないことが大切です。

ドライヤーと熱ダメージに注意する

髪を濡れたまま放置すると、内部構造が不安定になりやすく、捻転毛の特徴が強く出ることがあります。お風呂上がりはできるだけ早く髪を乾かし、ドライヤーの風は上から下に向けて当てるようにしましょう。

ヘアアイロンやコテは高温での使用を避け、毎日の使用は控えめにすることで、ねじれや太さのムラが悪化するのを防ぎやすくなります。

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スタイリング剤はつけすぎない

捻転毛はオイルやバームをつけすぎると、重さでべたついたり、逆に広がりが目立ったりすることがあります。スタイリング剤は少量ずつ、中間~毛先を中心になじませるのが基本です。

軽めのミルクやクリームタイプを選ぶと、うるおいを保ちながら自然なまとまりを出しやすくなります。

定期的なサロンケアも取り入れる

ホームケアだけで扱いにくさを感じる場合は、美容院でのトリートメントやカウンセリングを取り入れるのもひとつの方法です。髪質やダメージレベルに合わせたケアを行うことで、捻転毛の特徴を活かしながら、より扱いやすい状態を目指せます。

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捻転毛に効果的な美容院での施術(縮毛矯正・髪質改善)

美容師と女性客

捻転毛の見た目や扱いやすさを改善するためには、美容院での施術を取り入れるのも効果的です。ここでは、捻転毛に対する代表的な施術である縮毛矯正と髪質改善トリートメントについて、それぞれの特徴と向いているケースを紹介します。

縮毛矯正

縮毛矯正は、薬剤と熱の力で髪の結合を組み替え、くせをまっすぐに整える施術です。強いうねりや縮れを抑えたい場合に効果的です。

捻転毛によるくせが特に強い場合や、広がりをしっかり抑えてスタイリングを楽にしたい場合には、美容師に相談し、縮毛矯正も検討するとよいでしょう。

髪質改善トリートメント

髪質改善トリートメントは、髪内部の水分バランスや結合にアプローチし、髪を扱いやすい状態へ整える施術です。縮毛矯正ほど強い変化はありませんが、捻転毛特有のザラつきやパサつきを抑え、手触りやまとまり感の向上が期待できます。

捻転毛の場合、「まっすぐにしたい」というよりも、「ツヤを出したい」「広がりを落ち着かせたい」と感じている方が多いため、髪質改善トリートメントは相性がよい施術といえるでしょう。

ただし、効果の持続には個人差があり、継続的な施術やホームケアとの併用が前提になる点は理解しておいてください。

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自己判断せず、美容師に相談することが大切

捻転毛は、他のくせ毛やダメージ毛と重なっている場合も多く、自己判断だけで施術を選ぶのは難しい髪質です。縮毛矯正や髪質改善を検討する際は、髪の状態や履歴をしっかり見極められる美容師に相談しましょう。

髪質やダメージレベルに合った施術を選ぶことで、捻転毛の特徴を活かしながら、無理のない改善を目指せます。

捻転毛についてのQ&A

髪を触る女性

最後に、捻転毛についてよくある疑問にお答えします。

Q.捻転毛は治る?

捻転毛は髪の内部構造がねじれてしまっているので、完全に元の状態に戻すことは難しいとされています。ただし、髪質に合ったヘアケアや美容院の施術を取り入れることで、手触りやまとまり、見た目の印象を改善することは可能です。

完璧に治すというよりも、捻転毛の特性を理解して扱いやすく整えることを目指すのがおすすめです。

Q.捻転毛はヘアカラーしても大丈夫?

捻転毛でもヘアカラーは可能です。ただし、捻転毛は髪の太さや内部構造が不均一なため、カラー剤の浸透にムラが出る場合があります。その結果、色ムラが出たり、退色が早く感じやすくなったりすることも。

捻転毛の場合は、髪の状態に合わせた薬剤選定や、前後処理・アフターケアが重要です。美容院でカラーをする際は、美容師に髪質や過去の施術履歴をしっかり伝えることで、負担を抑えながら美しい仕上がりを目指せます。

Q.捻転毛は縮毛矯正をしたほうがいい?

捻転毛だからといって、必ずしも縮毛矯正が必要というわけではありません。強いうねりや縮れが重なっている場合には有効なケースもありますが、軽い捻転毛の場合は、ダメージが大きくなりすぎることもあります。

まずは美容師に相談し、ヘアケアやトリートメントなど、負担の少ない方法から検討するのがおすすめです。

Q.捻転毛にやってはいけないケアはある?

強くこするタオルドライや、頻繁な高温でのヘアアイロン、洗浄力の強すぎるシャンプーは、捻転毛の扱いにくさを悪化させる原因になります。捻転毛は摩擦やダメージの影響を受けやすいため、やさしく扱い、内部補修を意識したケアを心がけることが大切です。

Q.捻転毛を見つけたら抜いてもいい?

基本的には、生えている髪を抜くのはおすすめしません。捻転毛は髪質によるもののため、抜いても同じような髪が再び生えやすく、頭皮に負担がかかる可能性もあります。気になる場合は無理に抜かず根元を避けてカットするか、ヘアケアで質感を整えるのがおすすめです。量が多い場合は、美容師に相談するとよいでしょう。

まとめ:捻転毛の特徴を知り、扱いやすい髪を目指そう!

髪をなびかせる女性

捻転毛は、髪の内部構造がねじれていることによって起こる髪質で、ツヤが出にくい、ザラつきやすい、まとまりにくいといった悩みが現れやすいのが特徴です。一般的なくせ毛やダメージ毛と同じケアでは、変化を感じにくいこともあります。

生まれつきの捻転毛を完全に治すことは難しいものの、髪質の特性を理解し、摩擦やダメージを抑えたヘアケアや適切な施術を取り入れることで、扱いやすさを改善できます。自己判断だけで進めるのではなく、髪質や履歴を理解した美容師に相談することも大切です。

捻転毛は、正しく向き合えば決してネガティブな髪質ではありません。自分の髪を知り、丁寧にケアを続けながら、扱いやすく心地よい髪を目指していきましょう。

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Maison (埼玉/浦和)オーナースタイリスト「高雄 篤史」原宿や麻布などの都内数店舗を経て、2016年6月に3席のみのプライベートサロンMaisonをオープン。2018年6月にリピーター専門のサロンMaison villaを出店。1人1人のお客様と一生のお付き合いをコンセプトに、上質なデザインからトレンドを含めたデザインを提案し、年代を問わず幅広いお客様にご支持を頂き、感動と安心できるサロンワークを心掛けています。
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